
- 基本情報技術者試験は文系の方が有利な理由
- 基本情報技術者試験は暗記力が命
- 午後問題も「読解力」があれば合格できる
- 文系の方が英語ができる
- 文系の人がやるべき基本情報技術者試験の勉強法
- 勉強方法と選択すべきプログラミング言語を紹介
文系出身者でも基本情報技術者試験に合格することは可能です。
むしろ、暗記力と読解力が必要なので文系の方が実は有利なんですよ。
今回は、試験に合格した現役エンジニアの僕が「文系の人が合格するための勉強方法」を紹介します。
基本情報技術者試験は文系の方が有利な理由3つ
基本情報技術者試験は文系の方が有利な理由1:午前問題は暗記力が命
基本情報技術者試験の午前問題に必要なのは「暗記力」です。
午前問題の7割ぐらいは過去問と同じような問題が出題されます。
つまり、過去問をやりまくって計算問題も解き方を覚えてしまえばOKなんです。理系脳なんて不要。
基本情報技術者試験は文系の方が有利な理由2:午後問題は読解力が鍵
午前問題も暗記が得意な文系が有利という話をしましたが、午後問題も文系の方が有利ですよ。
その理由は「午後問題で必要なのは読解力だから」です。
午後問題を勉強する前に知っておいてほしいことは「知識レベルは午前問題と一緒」ということ。
基本情報技術者試験は文系の方が有利な理由3:文系の方が英語ができる
IT関係の単語はほとんどが英語です。
英語が得意な文系出身者は単語の意味が理解しやすかったり、知らない問題が出ても英単語から答えを導き出せるので有利です。
文系の人がやるべき基本情報技術者試験の勉強法
基本情報技術者試験の午前問題は「過去問道場」をやり込む
最初に大事なことをお伝えします。
「過去問道場」を制するものは「基本情報技術者試験」を制す。
- 2000問を超える過去問から出題
- 無料で使える
- スマホアプリもある
はい、控えめに言って神アプリです。
僕が試験を受けたときは、試験の直前まで通勤時間を利用して毎日使用しました。
3ヶ月ぐらいやり込むと午前問題は7割程度取れるようになりますよ。
基本情報技術者試験の午後問題は参考書で読解力を鍛える
過去問道場をやり込むと、午後問題も出てくる単語の意味は分かるようになります。
次に必要になるのは、「何を問われているか」を読み解く力です。
そう、国語の問題に近いんですよ。
文系出身でプログラミング経験がないなら選択肢は2つ|表計算かPython
プログラミングの経験があるなら、経験のあるプログラミング言語を選択してください。
選択できるプログラミング言語は以下(2020年8月時点)。
- アセンブラ
- C言語
- Java
- Python
- 表計算
この中で、プログラミング未経験者におすすめなのが「Python」と「表計算」です。
- Python
- 人工知能(AI)の分野でも使用
- 難易度が他と比べて低め傾向
- 表計算
- Excelがあれば勉強できる
- 参考書が多い
特に『Python』は今後さらに発展していく人工知能(AI)の分野でも使用される大人気のプログラミング言語です。
今後もプログラマーとして仕事をしていきたいなら、これを機に「Python」を勉強するとあなたの市場価値がアップします。
【文系向け】基本情報技術者試験の勉強方法まとめ
本記事のまとめです。
- 暗記力と読解力が必要なので文系有利の試験
- 午前問題は過去問道場、午後は参考書
- 『Python』か『表計算』を選択する
基本情報技術者試験は企業でも取得必須にしているほどの試験です。
文系出身でもIT業界で働きやすくなり資格手当を出している企業もあるので、是非取得しておきましょう。